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姿勢とホールド 8(出っ尻、鳩胸)



そういえば、私の身近に、ものすごい「出っ尻、鳩胸」がいました。

2~3歳頃の私の娘はぷっくりしたからだつきで、ものすごい「出っ尻、鳩胸」でした。

どこで見つけてきたのか娘そっくりの、ものすごい「出っ尻、鳩胸」の女の子の置き人形を、近所のおばさんからいただいたことがあります。

娘の「出っ尻、鳩胸」がとてもかわいく思えたのでしょう。

幼児は、概して「出っ尻、鳩胸」です。

体のあらゆる筋肉が未発達な幼児が、

地球の重力に抗して立ち、歩くには「出っ尻、鳩胸」で歩くのが一番理に適っているのではないかと思います。

つまり、直線的な姿勢で立つのではなく、S字カーブの「出っ尻、鳩胸」が重力を分散し、

脚力が未発達な分、体の各部分のわずかな筋肉のバランスを総合的に柔軟に使っているのではないかと思うのです。

筋力が衰えた高齢者は、柔軟性を失った故、幼児みたいな強烈な「出っ尻、鳩胸」は無理としても、

浅いS字型姿勢を取り入れることで、最低限の筋力で、伸びやかな動きを引き出す基本的な立ち方として、考えてみてはどうでしょうか?

dullinian

団塊の世代、 30年以上前、左ひざを痛めて以来、時々踊る程度、競技会には出ていません。 YoutubeでWDSFの競技会動画とか、レッスン動画を見ているうちに、 今まで教室等で教わってきた下半身を強く使い、型を重視する踊りを見直し、 上半身を連動させ、自分自身の踊りを意識するようになってから、 左膝への負担が軽くなりました。 昨年10月頃から、無理のない筋トレとシャドウを繰り返すうちに、 少しずつ自信を取り戻すようになりました。