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カウンターバランス


Musicality is everything | Pietro Braga’s lecture in Benidorm


踊るお二人の名前はわかりませんが、

最近投稿した記事で伝えたかったことのほとんどが二人の踊りに集約されているように思います。

出っ尻、鳩胸の姿勢の男性が、スローアウエイ・オーバースウエイで左股関節をしっかり折り畳み、

その折り畳んだ左股関節を開放するときのパワーと、

柔軟かつ力強い上半身と下半身を使って、

ふたりの小柄さを全く感じさせないほど大きな動きへと繋げて行っています。

もちろん、女性のすばらしい反応力があってこそ、それは言うまでもないことです。

たぶん、男性と女性、それぞれソロでこの一連の流れを踊ったとしたら、

2人で踊った時には遠く及ばない、スケールの小さい、踊りになることは、

明らかです。

脚を止めた状態でのピクチャーフィガーの次に踊られたのは、ダブル・ナチュラルスピンでしょうか?

二人の身体全体のカウターバランスの受け答え、

そしてその受け答えによって生まれる大きな遠心力と強烈なスピード感、

素晴らしさに、ただただ、ため息です。

私のような初心者なら、このような回転量が大きなステップは、知らずしらず求心力を使うことになるのですが、上級者は男女のヘッドウエイトで大きなカウターバランスを取りつつ、遠心力を利用しているようです。

初心者がやったら、きっと転倒して後頭部を強打、

私のような高齢者は下手すると即あの世行きか、頸椎骨折で下半身不随、となりかねません。

桑原、桑原!

dullinian

団塊の世代、 30年以上前、左ひざを痛めて以来、時々踊る程度、競技会には出ていません。 YoutubeでWDSFの競技会動画とか、レッスン動画を見ているうちに、 今まで教室等で教わってきた下半身を強く使い、型を重視する踊りを見直し、 上半身を連動させ、自分自身の踊りを意識するようになってから、 左膝への負担が軽くなりました。 昨年10月頃から、無理のない筋トレとシャドウを繰り返すうちに、 少しずつ自信を取り戻すようになりました。