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姿勢とホールド 11 (ジュヴナイルの選手)



ジュヴナイルの選手はぎこちないほど「姿勢とホールド」を意識して踊っています。

なぜでしょうか?

たぶん、指導者は「姿勢とホールド」ができていなければ、何も始まらないことが解っているから、ジュヴナイルの選手に徹底的に「姿勢とホールド」をたたき込んでいるのだと思います。

それは、なにもジュヴナイルに限ったことではありません。

若者であろうと、高齢であろうとなんら変わりなく、

より上を目指すなら、

「姿勢とホールド」ができていなければ、何も始まらないのです。

若者であろうと、高齢であろうとなんら変わりなく、

「姿勢とホールド」が出来てやっとスタートラインに立つことができるのです。

あくまで技術の向上を目指すならの話ですから誤解なく。

「社交」のためという言葉通りのダンスがお望みならば、「姿勢とホールド」などそれほど考える必要はありません。

しかし人間は欲深く、二つ三つ、簡単なステップがある程度できるようになると

次はこれ、次はこれとどんどん踊りたいステップが増えてくるのです。

なぜなら困難なステップは、困難なほど楽しいからです。

困難なステップは大きなスイング、大きな回転量が要求されます。

大きなスイング、大きな回転量によって、大きな浮遊感が生まれるのではないかと思います。

でも、実際に自分でやってみると、残念ながら、ほんのちょっぴり「あっ、浮いたかも」程度です。


大きなスイング、大きな回転量が要求される困難なステップは、

「姿勢とホールド」ができていなければ、ほぼ不可能かと思います。

以前、ワルツの オーバースピン フロム ダブル リバーススピン を練習初めの頃、

目が回ったと書きましたが、目が回るようでは転倒の危険性があり、

大きな事故につながりかねないのです。

困難なステップは、危険と隣り合わせです。

困難なステップを踊るためには、自分なりの「姿勢とホールド」を掴めていなければ、

相手の女性に怪我を負わしかねません。

改めて、自戒の念とともに。

しかし、当たり前のことですが、人それぞれ、簡単なステップだけで充分という方がいらして当然です。

人それぞれ考え方の違いがあり、それをお互い認め合えばいいのではないかと。

ジュヴナイルの Савченков Константин – Шилова Дарья 組のワルツをご覧ください。

dullinian

団塊の世代、 30年以上前、左ひざを痛めて以来、時々踊る程度、競技会には出ていません。 YoutubeでWDSFの競技会動画とか、レッスン動画を見ているうちに、 今まで教室等で教わってきた下半身を強く使い、型を重視する踊りを見直し、 上半身を連動させ、自分自身の踊りを意識するようになってから、 左膝への負担が軽くなりました。 昨年10月頃から、無理のない筋トレとシャドウを繰り返すうちに、 少しずつ自信を取り戻すようになりました。