Categories: 未分類

姿勢とホールド 12 (社交ダンスとクラッシックバレエ)



社交ダンスは「姿勢とホールド」が自分のものとなっていなければ、何も始まらない、

と私は思います。

あくまで技術の向上を目指すならの話ですから誤解なく。

「社交」のためという言葉通りのダンスがお望みならば、「姿勢とホールド」などそれほど考える必要はありません。



なんであろうと物事を深めたいと思ったら、ある前提条件があってそこに到達できなければ何も始まらないのではないかと?

ここで数学を例に出すのもなんなんですが、

四則演算つまり、足し算、引き算、掛け算、割り算ができなければ、一次方程式、二次方程式に進むことができません。

四則演算という前提に到達していなければ、その先にある様々な高等数学を理解するのはほぼ不可能ではないかと。

社交ダンスの場合、それは「姿勢とホールド」ではないかと私は思います。

クラッシックバレエでも、最初に訓練するのは立ち姿勢です。

バレエのレッスン動画をYoutubeで観たときです。

パラレルで両足を揃えてまっすぐ立った状態から、アン・ドゥオール(骨盤から下を外側に開く)したとき、

ほんの少しばかり胸が上を向き、ほんの少しばかりお尻が後方に出たように感じました。

クラッシックバレエ関係の方には、バレエは、決してそんな姿勢ではない、真っすぐだと強く抗議されそうですが、

あくまで、個人的な見た時の感想を述べていますので、悪しからず。

アン・ドゥオールで真っすぐ立つと、体幹がぶれにくくなるそうです。

そして、アン・ドゥオールで真っすぐ立つことは基本中の基本だそうです。


さらに、躍動感あふれるジャンプは アン・ドゥオール の姿勢から行われるそうです。


私は、「う~ん、これ社交ダンスと非常に似ている !」と思ったのです。

パラレルの姿勢より、ほんのちょっとだけ腰を出っ尻にした アン・ドゥオール のほうが、

腰の溜めが使え、ジャンプに躍動感が出るということらしいのです。




アレックス・ムーアが社交ダンスの教則本「Revised Technique」を著すとき、

クラッシックバレエの技術を研究し、そしてそれを取り入れたと聞いています。

どうやら、社交ダンスもクラッシックバレエも基本は同じなのかもしれません !

dullinian

団塊の世代、 30年以上前、左ひざを痛めて以来、時々踊る程度、競技会には出ていません。 YoutubeでWDSFの競技会動画とか、レッスン動画を見ているうちに、 今まで教室等で教わってきた下半身を強く使い、型を重視する踊りを見直し、 上半身を連動させ、自分自身の踊りを意識するようになってから、 左膝への負担が軽くなりました。 昨年10月頃から、無理のない筋トレとシャドウを繰り返すうちに、 少しずつ自信を取り戻すようになりました。