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筋トレ 5(あなたは筋トレしていますか?その3)



ほんの一週間ほど前のことです。

たまたま、鏡のある小さな練習場で、シャドウする機会がありました。

自分の動きをチェックしながら、シャドウしていると、

大きく動こうとしたとき、上半身と下半身がバラバラになって、身体全体の統一が

崩れるのです。

あっ、「出っ尻」が弱い、と直感しました。

腰回りの筋肉が弱いため、浅いS字姿勢、軽い「出っ尻」姿勢が維持できず、

上半身と下半身の連携の、それこそ要である腰が安定していないのです。

踊るときの姿勢で走るのが一番良いのではないかと思いました。

いままで、軽い筋トレは継続していますが、

まったくランニングはしていません。

走ると左ひざにひどく負担が掛かり、

痛みが取れるのに3日はかかってしまうからです。

そこで、早歩きのジョギングを取り入れてみようと考えました。

本当は、踊るときの姿勢でランニングするのが最も効果的なのでしょうが、

それは痛めた左ひざがあり、無理すると二度と踊れなくなる危険があります。

腰を意識しながら早歩きのジョギングをして、上半身と下半身の連携を崩さず踊りが継続できるようにしたいと思いました。

さっそく二日前から、距離を無理のない1kmほどにして開始しました。

昨年10月から始めた筋トレの効果をすでに実体験していますので、ためらいなどありません。

効果が表れると思われる半年後が楽しみです。

若い時なら、基礎的な体力、筋力などに気にしなくても、

練習するだけでダンスの技術向上を見込めますが、

それなりに年齢を重ねてくると、

最低でも、基礎的な体力、筋力の現状維持を計らなければ、

ダンスの技術向上どころか、健康維持さえ危うくなります。


もしも、社交ダンスを始めた当初から、

社交ダンスはけっこう激しいスポーツであるという認識を持って、

踊ることと並行して、筋トレ、コンディショニングを取り入れていたならば、

私の左膝の故障など無かったかもしれません。

タラレバの話など、見苦しい限りですが、

若い方も、年配の方も、

社交ダンスはスポーツであるという厳然たる事実を、心の隅に留め置かれんことを !

dullinian

団塊の世代、 30年以上前、左ひざを痛めて以来、時々踊る程度、競技会には出ていません。 YoutubeでWDSFの競技会動画とか、レッスン動画を見ているうちに、 今まで教室等で教わってきた下半身を強く使い、型を重視する踊りを見直し、 上半身を連動させ、自分自身の踊りを意識するようになってから、 左膝への負担が軽くなりました。 昨年10月頃から、無理のない筋トレとシャドウを繰り返すうちに、 少しずつ自信を取り戻すようになりました。