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反面教師

Volodymyr Kasilov – Yulia Dreier組の踊りをご覧ください。

競技会場の選手の多さを配慮してのことか、

はたまた高齢選手の安全を気遣ってか、

WDSFの競技選手が得意とする、上半身の撓(しな)りを抑えて、

WDCの競技選手のように上半身を型に嵌めて踊っているように見えます。

大柄な体格ですから、上半身の撓(しな)りを加えたスピードあるスイングなどしたら、

高齢選手に怪我を負わせることになるかもと気遣っているのでしょうか?


ところがです、上半身を固めたVolodymyr Kasilov選手の踊り、これはこれで決して悪くない。

なぜでしょうか?

たぶん、自分たちの能力を周りの環境に合わせて落としていることが一見して読み取れる踊りをしているからでしょうか?

Volodymyr Kasilov – Yulia Dreier組と同じフロアで踊る、高齢選手カップルの体形が否応なく比較対象として目につきます。


高度なステップを多用しているのに、動きそのものが鈍い。

ベタ足ではなく、ヒールが揚がっているのに、浮遊感が感じられない。

たぶん、高齢者の衰えた筋肉に不釣り合いな肥満が原因だと思います。

さんざん高齢者の酷評した私も同じく高齢です。

ここに登場する高齢選手カップルを反面教師として、日に日に残り少なくなって行く自分のダンスを充実したものにしたいと思います。

Volodymyr Kasilov – Yulia Dreier組のいつもの競技会の姿をご覧ください。

dullinian

団塊の世代、 30年以上前、左ひざを痛めて以来、時々踊る程度、競技会には出ていません。 YoutubeでWDSFの競技会動画とか、レッスン動画を見ているうちに、 今まで教室等で教わってきた下半身を強く使い、型を重視する踊りを見直し、 上半身を連動させ、自分自身の踊りを意識するようになってから、 左膝への負担が軽くなりました。 昨年10月頃から、無理のない筋トレとシャドウを繰り返すうちに、 少しずつ自信を取り戻すようになりました。