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姿勢とホールドで悩んでいるあなたへ 4(競技会の審査基準)


以前、” The camp 2018 by Alexander Melmikov “ として投稿した記事に載せた一覧表です。

“Judging criteria” とは、ネット翻訳で調べると「審査基準」となります。

Technical part(技術的要素)とArtistic part(芸術的要素)に分類され、

更に、Technical part(技術的要素)は、

1. Technical qualities (技術的な質)

2. Movement to music (音楽に対するムーヴメント)

に分類されます。

そして、Technical qualities (技術的な質)は、

1. Posture and hold(姿勢とホールド)

2. General principles(一般原則)

3. Basic actions(基本動作)

4. Specific principles(特有の原則)

と、4つに分類されています。


なんとPosture and hold(姿勢とホールド)が最初なのです。


15年前の私のように、脇が緩んで張りのないホールドでは” Technical qualities” (技術的な質)のトップに出てくる Posture and hold(姿勢とホールド)の評価がガタ落ちになるということです。

こうやって Judging criteria(審査基準)を大袈裟に持ち出すまでもなく、

競技会において、脇が緩んで張りのないホールドは、美しくないのです!


見苦しいのです!


チークダンスを踊るときならば、姿勢とホールドを整え過ぎると却って見苦しいのですが、

競技として踊るならば、見た目の姿勢とホールドは美しくなければなりません。


審査員の眼に最初に映るのは、姿勢とホールドなのです。


姿勢とホールドの重要性は、強調しすぎということはありません。


海外のジュヴナイルの選手が筋肉の弱い、幼い身体で懸命に美しい姿勢とホールドを維持して踊るのは、

Judging criteria(審査基準)という、社交ダンスに関わるトップレベルの人々が知識、経験、技術を結集してまとめ上げた評価基準を強く意識しているからです。



ポアント(爪先立ち)ができないプロバレエダンサーがいるでしょうか?


dullinian

団塊の世代、 30年以上前、左ひざを痛めて以来、時々踊る程度、競技会には出ていません。 YoutubeでWDSFの競技会動画とか、レッスン動画を見ているうちに、 今まで教室等で教わってきた下半身を強く使い、型を重視する踊りを見直し、 上半身を連動させ、自分自身の踊りを意識するようになってから、 左膝への負担が軽くなりました。 昨年10月頃から、無理のない筋トレとシャドウを繰り返すうちに、 少しずつ自信を取り戻すようになりました。