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頭を支える首




前回の投稿で、ダンサーの凛と真っすぐに立った姿の美しさに言及しましたが、

その姿勢だけではなく、コサック兵の力強くまっすぐに伸びた首が非常に印象的でした。

人間の頭の重さはおよそ体重の8~10%と聞いたことがあります。

ボーリングのボールの重量は、体重の10%が適切と言われています。

ということは、人は皆、首の上にボーリングのボールを一個 乗っけていることになります。

Madis Abel-Aleksandra Galkina組の動画をご覧ください。



 

踊り出す直前のMadis Abelさんの後ろ上半身がアップされていますが、

なんと首の太いこと、頭の幅と変わりないではありませんか!

ヨーロッパの女性競技選手は大きく胸を反らしますので、

そのカウンターバランスとして、男性の頭の重さの使い方がたいへん重要になるようです。

その頭を支える首が、

女性の反りのカウンターバランスとして鍛えられるのは当然だと理解できますが、

それにしても太すぎではないかと!

女性の反りに対応して、鍛えられているだけではないはず。

おそらく、首の筋トレをしているはずだと思うのです。

でなければ、あんな頭の幅と同じ太い首になるわけありません。

そして、Aleksandra Galkinaさんの首も長いだけではなくけっこう太いのです。

きっと、彼女もまた頭の重さが胸の反りに耐えられるよう、

首の筋トレをしているんじゃないかと勘ぐってしまいます。


頭は身体の最上部に位置し、そして体重の10%近くも占めるわけですから、

重力の影響を大きく受け、強い首の筋肉でしっかり制御されなければなりません。

30年前の上半身をガチガチに固めた社交ダンスと違い、

現在の世界的な社交ダンスの流れとして、

男女のカウンターバランス的な、上半身のしなやかな動きをアピールするために、

体軸の頂点にあり、しかもかなりの重量である頭部をしっかりコントロールできなければ、

とうてい大きな上半身の動きに対応できないわけです。

30年前と比較にならないほど男女ダンサーの首への負担が増しているのではないかと思います。

上半身のしなやかな動きを表現するため、

重い頭をきっちり制御できる強い首に鍛え上げなければならないようです。





dullinian

団塊の世代、 30年以上前、左ひざを痛めて以来、時々踊る程度、競技会には出ていません。 YoutubeでWDSFの競技会動画とか、レッスン動画を見ているうちに、 今まで教室等で教わってきた下半身を強く使い、型を重視する踊りを見直し、 上半身を連動させ、自分自身の踊りを意識するようになってから、 左膝への負担が軽くなりました。 昨年10月頃から、無理のない筋トレとシャドウを繰り返すうちに、 少しずつ自信を取り戻すようになりました。