Fabio Selmiさんはイタリアの方のようです。
スティービー・ワンダー風の頭の振りを悪例としながら、合理的なヘッドウエイトの使い方、そしてカウンターバランスとしてヘッドウエイトの使い方を
止めるstatic posisionではなく、動き続けるstatic posisionが基本として説明しています。
つまり、ライトランジの一小節目は男性リード、
二小節目は女性の美しいしなやかな、頭頂部までの上半身の表現を、
男性がカウターバランスによって支えるとともに、
更にとどめの伸びやかさ、しなやかさを表現しようとするとき、より強い男性のカウターバランスによって、補助しようというのです。
二小節目は女性が主役なのです。
女性が主体的に表現して、男性はあくまで引き立て役に回ります。
補助する役目として、男性のヘッドウエイトによるカウンターバランスが必要と言っているようです。
四の五の言うより、動画なら一目瞭然です。
最初に、Daniele Ruscito-Nicole Cartigiano組のライトランジです。
次に、Dmitry Chelpanov – Yana Masharova組のライトランジです。
なんとも見事で、ため息が出ます。