社交ダンス初心者の方へ 3(S字姿勢)

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前回の投稿では、次のように述べました。

【 私の「姿勢とホールド」は、

浅いS字型姿勢(ちょっとだけ出っ尻鳩胸姿勢)をとったうえで、

無理のない水平近くまで、両腕を持ち上げます。

そうすると、軽い筋肉の緊張感だけで、ストンとすべてが収まるところがあります。

それが私の「姿勢とホールド」です 】

今回は「姿勢」について私なりの考えを説明します。

浅いS字型姿勢をとるために、S字の下半分から説明します。

浅いS字型姿勢の合理性を説明するために、

幼児の出っ尻鳩胸とクラッシックバレエのアン・ドゥオールを例にとりたいと思います。

そして、ジジュブナイル選手の動画を見ていただきたいと思います。

姿勢とホールド 8(出っ尻、鳩胸)

姿勢とホールド 12(社交ダンスとクラッシクバレエ)

姿勢とホールド 11(ジュブナイルの選手)

いかがでしたか?

実は、上記の二つのS字姿勢は、

一つ目は、娘の出っ尻鳩胸からのヒント、

二つ目は、クラッシックバレエのYoutube動画からのヒントによるものです。

三つ目は、ヨーロッパの小学生の競技選手がいかに「姿勢とホールド」を指導者から徹底的にたたきこまれているか、動画を観て納得していただけたと思いました。

ところがです。

遥か前に、30年も前に私はダンス教室のK子先生からS字姿勢の教えを受けていました。

K子先生は、S字姿勢という言葉も出っ尻という言葉もいっさい使いませんでしたが。

K子先生は、股関節の前部分に空間が必要だと教えてくれました。

女性の脚が容易に入り込む空間が必要だというのです。

要するに言い換えれば、出っ尻にすると良いという事です。

つまり、出っ尻という言葉は一切使わずに、股関節の前部分に空間が無ければ女性の脚が出せないと説明してくれました。

今だったら我が意を得たりといったところでしょうが、当時その意味するところをまったく理解できませんでした。

ほんと情けない!

やせ型のの体型の人はS字の下部、つまり出っ尻にすることがとても苦手だと思います。

なぜなら、幼児体型で説明した出っ尻にする必要がないくらい体重が軽い分、

重力の負担が小さいから、どうしても文字通り直線的な真っすぐ姿勢になりがちなのです。

ほどほどの筋肉さえあれば、細身の身体ならばわざわざ意識的に出っ尻にする必要がないのです。

そのため、ちょっとだけ出っ尻にしただけで、やせ型は脊柱起立筋が弱いのでの骨盤に近い下部を痛めやすいようです。

出っ尻を意識しすぎるとすぐ腰痛を引き起こします。

背筋の筋トレをしているはずなのに。

短足胴長な私は上半身が長い分、

余計に骨盤に近い下部脊柱起立筋に負担が大きくかかり、

腰痛を引き起こしやすいように感じます。

やせ型の方、無理せずほんの僅かでいいので出っ尻を意識して練習してみてください。

私は普段歩くときも、軽い出っ尻にして歩くようにしています。

そして、筋トレを続けることで、

上半身をガチガチに固めて姿勢を作るのではなく、

筋肉の軽い緊張感だけで、それぞれ必要な筋肉の連携ができ、

ボディスイングに対応できるしなやかな「姿勢とホールド」ができるようになるはずです。

あなたも、お試しあれ !



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