30年前、教室の先生には、「そのうちできるようになるよ!」と軽くあしらわれ、
13年前、競技会の講評では「脇が緩んでいる!」と酷評された私は、
3年前の入退院後、踊りの最も基本となる「姿勢とホールド」、
先ず、そこから始めようと思いました。
以前のブログ記事で、「その根性のなさが幸いした」と述べました。
30年前、ネットなどありませんでしたから、情報源が限られていました。
教室の先生か、もしくは高額なダンスのVHSビデオだけでした。
しかし、アマチュア選手でもお金持ちは、頻繁に英国でレッスンを受け、
競技会ではいつも優勝する成績を上げている方もいました。
英国のレッスンで会得したと思われる私の知らない斬新なステップを上手に踊りこなしていました。
自分だけで「姿勢とホールド」を調べようとしても、
当時、私には情報が圧倒的に不足していました。
ところが、Youtubeの浸透によって、時代は大きく変わります。
私はつくづく、30年遅れて生れたかったと思いました。
なぜなら、今の時代、その気になればネットを使って、いくらでも本質的な様々な情報を得られる環境になったのです。
そして、WDSFの個性豊かな競技選手の踊りをYoutubeでたっぷり観るようになった私は、
とことん真似してみました。
そう、真似です!!!
最初に気が付いたのは、彼らは、「出っ尻、鳩胸」だということでした。
なぜそこに着目したのでしょうか?
たぶん、それは昔熱心に通い続けたあるダンス教室のK子先生の教えが心の奥底に残っていたからではないかと思います。
それはともかく、彼らの肩は胸の後方にあるのです。
その姿勢を真似してみました。
ところが、もともと胸板の薄い貧弱な体形の私ではせいぜい肩と胸が同列なるのが精一杯でした。
デッチリも真似してみましたが、これも尻が小さい私は腰が痛くなって、デッチリの姿勢を維持するのは困難でした。
こうして、最初から躓きの連続でしたが、懲りずに「出っ尻、鳩胸」の姿勢を意識して真似し続けました。
この記事を見てらっしゃるあなたは、
姿勢をどう考え、どう実践されていますか?
いろんな方法があって当然ですから、
様々なお話を聞いてみたいです。
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