WDSFという社交ダンスの組織は、Youtubeの著作権に関してガタガタ言わないようです。
6~7年前から、WDSFの競技会動画等がYoutubeで簡単に観ることができるようになりました。
おかげで、WDSFのトップクラスの選手のレクチャー動画を高額なDVDを購入しなくとも無料で観ることができます。
ところが、著作権法の発祥の地である英国が組織しているWDCという社交ダンス団体はYoutubeの著作権に関してかなりうるさいようです。
ですので、WDCのYoutubeにアップロードされる動画の少ないことなんの!
でも最近はWDCも著作権に厳しすぎる弊害に気付き始めたようで、
ちょっとだけ著作権を緩め始めているように見受けられます。
私は著作権に関してあれこれ言う気などまったくありません。
ただ、Youtubeという情報媒体にたくさんの社交ダンス動画が公開されるようになった意味は、私のような地方に住むダンス愛好家にとってたいへん大きいのです。
なぜなら、素晴らしいダンスは、
一部のお金持ち、既得権者、特権階級だけが独占するものではなく、できるだけオープンにすることがダンスの発展に繋がることぐらいだれでも判ることです。
情報が公開されていれば、そして、本人の熱意さえあれば、
地方住んでいようが、どこの国に住んでいようがまったく関係なく、
パソコン一つあればたくさんの有益な知識情報を手に入れることができるのです。
前置きが長くなりました。
Asis Khadjeh Nouriさんはドイツの方のようです。
日本人には英語が母国語でないかたの英語のほうが聞き取りやすく感じます。
そして、ありがたいことに日本の中学生レベルの英語でレクチャーされています。
Asis Khadjeh Nouriさんのレクチャー動画をご覧ください。
そして、今回の投稿の核となる、レクチャー動画の一部を切り取ってみました。
前半が2011年当時のDmitry Zharkov-Olga Kulikova組の踊り、
後半が現在のDmitry Zharkov-Olga Kulikova組の踊りです。
前半の踊り方は、到底Dmitry Zharkov-Olga Kulikova組の足元にも及ばないことは承知の上で、大まかな感じで言うことが許されるなら、
私を含めた殆んどの日本人アマチュアダンス愛好家のお手本の踊りです。
後半の彼らの踊りは世界トップの踊りです。
フォックストロットの音楽をたいへん良く表現して見えます。
しろうとの私が観ても、前半と後半の違いは明確に解ります。
2016年当時で5年前と言っていますから2011年ということになりますが、
Dmitry Zharkov-Olga Kulikova組とAsis Khadjeh Nouri氏がディスカッションしたと言っています。
動画の流れから、フォックストロットのムーブメントについてだろうことは察しがつきます。
8年前、Dmitry Zharkov-Olga Kulikova組は上半身をガチガチに固めた踊りをしていたのでしょうか?
私を含めた日本人アマチュア社交ダンス愛好家みたいに!
氏は「like a good soldier(立派な兵隊さんみたいに)」とその上半身を固めた動きを笑いながら付け加えています。
日本人は兵隊さんが大嫌いなのに、 ”like a good soldier”の踊りをしている方がほとんどです!
さらに、2019年日本インター決勝SlowFoxtrot規定フィガーの動画です。
この日本インターの動画をご覧になって、あなたどういう感想を持たれましたか?
お聞きしたいものです。
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