ワルツ 3(ナチュラルターン3)ではDoga – Ertmer組の出だしのナチュラルターンを参考に真似していることを記事にしました。
捻ったボディの反動と上半身と下半身の連動を利用して左ひざへの負担を軽減しようという試みです。
ところが、YoutubeでKirin – Prozorova組の動画を観ていて、
待て待て、このワルツの出だしのほうが、左ひざへの負担が軽くなりそうだと思い試してみました。
Kirin – Prozorova組のワルツの最初の動きをご覧ください。
一歩後退して補助動作を終えて、
一旦大きくライズし、一拍 間をとってから、予備歩の左足を踏み出しています。
そして次の右足は、ボディから派生した右スウエイとともに、
インサイドではなく女性のアウトサイドで、ナチュラルターンを始めているのです。
Doga –Ertmer組の出だしのナチュラルターンも決して悪くはないけれど、
Kirin – Prozorova組のナチュラルターンのほうがもっと左ひざへの負担が軽くなりそうだと考え、真似をしてみました。
手応えを感じました。
と、いうか足応えと言うべきでしょうか !
なぜなら、Doga –Ertmer組の場合、
立った状態から踏み出してナチュラルターンを始めるのですから、
いくらボディの反動と、上半身と下半身の連動を利用したとしても、
低い状態からライズして動くにはそれなりの初期エネルギーが必要ですが、
Kirin – Prozorova組は大きくライズした状態から踏み出すため、
ボディの落下エネルギーを利用するだけでいいのです。
ただ問題は、予備歩のロアー(lower)するときの左ひざへの負担です。
深くロアーするのでなく左ひざへの負担を軽減するために、ロアーをできるだけ浅く、真似してみました。
というか、左足をボディが通過するだけの感覚でやってみました。
やって試るものです。
真似して試るものですね。
好い感触を得ています。
足を痛めていない皆さんは、ワルツの出だしひとつに、くどい!、そんなにこだわる必要あるんかいとお思いでしょうが、
左ひざを痛めた男は、皆さんがなんの苦も無くできてしまうことでも、
ひとつひとつ工夫しながらやっと何とか格好がつくぐらいがせいぜいなのです。
出だしがうまく行くかどうかは、私にとって非常にたいせつな問題で、
最初の出だし良し悪しでその後、流れが乗れるかどうかが決まるからです。
こうして私は、左ひざへの負担が軽くなるように工夫しながら、
自分なりに考えたステップ構成で一曲 踊り切ることが、次の目標になりました。
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