Musicality is everything | Pietro Braga’s lecture in Benidorm
踊るお二人の名前はわかりませんが、
最近投稿した記事で伝えたかったことのほとんどが二人の踊りに集約されているように思います。
出っ尻、鳩胸の姿勢の男性が、スローアウエイ・オーバースウエイで左股関節をしっかり折り畳み、
その折り畳んだ左股関節を開放するときのパワーと、
柔軟かつ力強い上半身と下半身を使って、
ふたりの小柄さを全く感じさせないほど大きな動きへと繋げて行っています。
もちろん、女性のすばらしい反応力があってこそ、それは言うまでもないことです。
たぶん、男性と女性、それぞれソロでこの一連の流れを踊ったとしたら、
2人で踊った時には遠く及ばない、スケールの小さい、踊りになることは、
明らかです。
脚を止めた状態でのピクチャーフィガーの次に踊られたのは、ダブル・ナチュラルスピンでしょうか?
二人の身体全体のカウターバランスの受け答え、
そしてその受け答えによって生まれる大きな遠心力と強烈なスピード感、
素晴らしさに、ただただ、ため息です。
私のような初心者なら、このような回転量が大きなステップは、知らずしらず求心力を使うことになるのですが、上級者は男女のヘッドウエイトで大きなカウターバランスを取りつつ、遠心力を利用しているようです。
初心者がやったら、きっと転倒して後頭部を強打、
私のような高齢者は下手すると即あの世行きか、頸椎骨折で下半身不随、となりかねません。
桑原、桑原!
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